ストレッチの効果
運動はしっかりやってるけどストレッチはしていません…!
という方が結構多いと思います。
しかしストレッチは健康的な身体、生活のためにとても重要であり、さらにはダイエットの効果を上げるためにも必要です。
今回はストレッチの素晴らしい効果についてご紹介していきます。
関節可動域の拡大
いわゆる柔軟性の向上です。関節可動域が狭くなると、大きく動けなくなります。
腕が上がらない、前屈で指が床につかないなど、関節可動域が狭くなっている方は特に積極的に行いましょう。
筋緊張の緩和
筋肉の緊張をとる働きがあります。
仕事や運動で筋肉は緊張しています。
そのまま放っておくと緊張が強くなり、姿勢の歪みや痛みに繋がります。
血流循環の改善
筋肉のポンプ作用などにより血流が改善するため、乳酸など疲労物質の除去をすることができます。
ストレッチを丁寧に行うことで翌日の疲労感が全く違うことを体感できるでしょう。
筋温の上昇
ストレッチの種類の中でもダイナミックストレッチは筋肉を大きく動かす為、筋温を上げることができます。
身体動作性の向上
ウォーミングアップとして行うダイナミックストレッチは筋肉と神経の協調を図ることができる為、その後の主運動への移行がスムーズになります。
消費カロリーの増大
可動域の拡大や身体動作性の向上により動きが大きくなり、使用する筋肉の量が多くなることで、消費エネルギーが高くなります。
運動を行いながらダイエットを行なっている皆さんは運動効率を上げるためにストレッチを行いましょう!
心理的緊張の緩和
ゆったりとしたストレッチは副交感神経を優位に働かせるため、リラクゼーション効果を期待できます。
心と体は互いに深く関わっており、心の状態が体に影響を及ぼすように、体の状態は心の状態に大きな影響を及ぼします。
筋肉が緊張しガチガチの人が、心だけリラックスなんて絶対できないですよね。
ストレッチと心理的緊張の緩和については実験も行われており、その有意性が認められています。
傷害の予防
弾性に富んだ良質な筋肉を作ることで、衝撃や緊張下で元に戻ろうとする力が強くなり、傷害の予防や軽減につながります。
さらに可動域が狭い場合、何かの動作を行う際に他の関節で負担したりしてしまうため、傷害を起こしやすくなります。
例えば肩関節が硬く、腕が上がらない場合、腰を反ることで腕を持ち上げてしまいます。
腰を反らずに腕を持ち上げようとすると腕が上がりにくい方も多いでしょう。
上がりにくかった方は、そこが実際の肩の可動域だとしっかり理解する必要があります。
そして普段腰を必要以上に使用してしまい、痛めやすい状態であることを知っておきましょう。
筋肉痛の緩和
血流の促進により、筋肉痛の予防や緩和をすることができます。
筋肉痛が起きている間はその部分をトレーニングすることは適切ではありませんので、ストレッチやウォーキングなどで筋肉痛の早急な緩和に努めましょう。
動脈硬化の予防
ストレッチによって伸びるのは筋肉だけではありません。
腱や筋膜、神経や血管まで伸ばすことができます。
動脈を伸ばすことができるストレッチは動脈硬化やそれによる血圧の上昇、その他様々な疾患に効果的であると言えます。
以上のような効果があります。
疲れないし、数十分程度で行えるし、自宅で手軽に行えるストレッチで上記の効果を得られるなんて素晴らしいと思いませんか?
毎日の日課にしましょう!