眼精疲労は放っておくと誰しもがなり得ます。
予防法と対処法を知っておいて、全身へと症状が進行する前に食い止めましょう!

 

予防法

環境を整える

明るさや湿度、空調の風向きなどに配慮をします。

明るすぎる照明や、薄暗い場所での電子機器の使用などに気をつけます。
例えば入浴中などはリラックスしたいタイミングのため、暗めの照明をセットしたり、洗面所の明かりで入浴するなどの工夫が可能です。

湿度や空調の風向きによって目は乾きます。
特に風向きは、直接自分に風が当たらないように注意します。

 

VDLとの距離の確保と姿勢

パソコンを使用する際はその距離に十分に注意しましょう。

顔とモニターの距離が50〜70cmが理想距離です。

その他前屈み姿勢なども肩こりや腰痛の原因となったりしてしまうため、パソコンをあまり持ち歩くことがない方はデスクトップ型のパソコンが健康的です。

 

使用時間

1時間ごとに10分間程度の休憩を取ることが効果的です。
仕事がたくさんあるからと休憩を取らずに続けてしまう方も多いですが、脳血流の低下や慢性的な疲労につながり、結果的には仕事効率が低下します。

簡単に身体を動かすことで脳血流を上げ仕事効率を下げずに作業しましょう。

例)飲み物を近くに置かない。コピーやトイレなど用事を別々のタイミングでこなす。

ちなみに身体は15分間程度同一姿勢を続けると固まり始めます。

軽く肩を回したり腰を動かしたり、頻繁に行いましょう。

 

 

これら予防法を行なっていても疲れ目、もしくは眼精疲労の症状を感じた場合の対処法も紹介します。

対処法

眼球回線運動

目を見開いて眼球を大きく回す運動です。ゆっくりと大きく回します。

時計回りと反時計回りを1周ずつ、60秒程度ずつかけるとより効果的です。

意外と疲れるので終了後は目を瞑り少し休みます。

 

つぼ押しマッサージ

 

温冷刺激

タオルなどで温めたり冷やしたりを繰り返します。
サウナの局所版ですね。

血行が良くなるため疲れの軽減となります。

眼瞼温刺激

冷を入れずに温だけでも十分に効果があります。
タオルや蒸気、シャワーを活用しましょう。

 

遠方を見る

疲れ目の多くの原因は近くのものを見続けること。
原因の記事で紹介した毛様体筋の疲労と、常に軽く寄り目になっている状態による内直筋(寄り目にする筋肉)の疲労です。

つまり遠くのものを見る時間を作ることでそれらの筋肉を休めることになります。

天体観測は眼精疲労予防としてとても有効です。

 

 

これらの予防法、対処法を駆使して目の健康を維持していきましょう!

今後更新する目の筋肉の解剖を読むとより理解が深まります。そちらもぜひご覧ください。

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