睡眠の仕組み

睡眠の仕組み

 

睡眠について理解する上で知っておきたいこと、それは睡眠の種類についてです。

大きく分けると2つに大別されます。
ノンレム睡眠とレム睡眠です。この言葉はあなたも聞いたことがあると思いますが、実はさらにいくつかの段階に分けることができるのです。

最も浅い睡眠なタイプはレム睡眠。そしてノンレム睡眠はその深さによって4段階に分けることができます。
これらの段階を波のように繰り返し、覚醒へと向かっていきます。

 

睡眠時の約8割はノンレム睡眠が占めています。

ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態のことを言います。反対にレム睡眠は、脳は活発に動いており、体が休んでいる状態です。

 

つまり睡眠時間自体がいくら長くてもノンレム睡眠が短ければ脳は休んでおらず、あまり寝た気になれないということ。時間が全てではないということです。

睡眠の質をあげようとよく言われますが、それはいかにノンレム睡眠の時間を長くするか?それもより深いステージ4まで以下に到達するか、ということなのです。

それぞれについて細かく見てみましょう。

特に面白いポイントは眼球運動と筋肉の状態でしょう。

眼球はノンレム睡眠時には上転状態にあります。つまり、上を向いて白目になっています。
よく寝ているときに白目になっているという人がいますが、実は全員が白目になっています。まぶたが開いているため白目の部分が見えているだけです。

筋肉はレム睡眠時、痙攣を起こします。
ピクッと動いたりするのはレム睡眠中であると言えますね。

それから、夢を見るのはレム睡眠中に多く起こる現象です。
よく夢を観るひとはレム睡眠の比率が高いため、良質な睡眠が行えていないという可能性もありますね。

 

ノンレム睡眠状態時には免疫の増強や細胞の修復を行なっていたり、様々なホルモンの分泌が行われます。
成長ホルモンが出るというのは出るというのは有名な話ですが、それはノンレム睡眠時の話です。

 

レム睡眠時には交感神経優位の状態となっており、脳波活発に動き、眼球も活発に動いています。

赤ちゃんはレム睡眠の比率が高く、睡眠時間の約5割がレム睡眠と言われています。このことから脳の発達に大きく関与していると考えられています。

 

こういった睡眠の種類を知り、理解することで健康的な身体を手に入れましょう!

睡眠の質を上げる生活のコツや栄養素、食事内容については他をご覧ください!

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