睡眠不足で太る

 

睡眠不足によって太るって知ってましたか?
今回は睡眠不足が与える影響をご紹介していきます。

疲れが取れないとか、すっきりしないとかはすでにあなたもご存知だと思いますので、ホルモンの分泌に関して挙げます。

特に注目するべきホルモンは3つ

  • グレリンの増加
  • レプチンの減少
  • セロトニンの減少

これら3つによって太りやすい身体になってしまうのです。
一つずつご紹介していきます。

 

グレリンの増加

グレリンとは胃から産生されるホルモンです。
下垂体に働き成長ホルモンをの分泌を促進する働きと視床下部に働いて食欲を増進させる働きを持っています。

睡眠不足によりこのグレリンの分泌量が増えるのではないかという研究結果が出ているのです。

つまりこの研究が正しければ睡眠不足で食欲が増加するということになります。

 

 

レプチンの減少

レプチンは脂肪細胞によって作り出され、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果たしています。
満腹中枢を刺激するレプチン受容体を通して、脳へと作用しています。

ギリシャ語の「leptos」日本語で「痩せる」から名前もつけられているほどダイエットにおいて重要な立ち位置のホルモンです。

この「痩せるホルモン」の分泌量も睡眠不足によって減ってしまいます。

レプチンについてはとても大事なので他の記事で紹介いたします!

 

 

セロトニンの減少

セロトニンは睡眠にとって最も重要なメラトニンの前駆体(セロトニンからメラトニンに変化する)であり、セロトニンの減少はメラトニンの減少に繋がりさらに眠れなくなり、睡眠不足の負のスパイラルに陥ってしまいます。

他にもセロトニンは腸の運動を促進するため、分泌量が減ると、消化吸収がうまくいかなくなり、代謝が下がります。

さらには別名「幸せホルモン」と呼ばれており、分泌量が減るとストレスが溜まり過食に走りやすくなります。

つまり太ります。

 

 

ダイエットの際、運動や食事を頑張って睡眠をおろそかにしがちですが、睡眠も大切にしないといくら頑張ってもなかなか痩せません。

さらに様々な睡眠障害にも発展していく可能性もあり、取り返しのつかないことになってしまいます。
代表的なもので、不眠症、過眠症、概日リズム睡眠障害、睡眠呼吸障害などがあります。

疲れが取れてすっきりして、さらに痩せやすくなるというもはや最強のダイエット法である「良質な睡眠」
その方法については他の記事をご覧ください。

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