ゲーミフィケーションの実践(体験型)
一つ前の記事では、達成感を得るためのゲーミフィケーションを行なっていくための準備や思考法についてご紹介していきました。
今回の記事は実際に行動を始めていった場合にどのようなことをやっていけば良いのか?
実践していくべき4つのポイントをご紹介していきます。
1、経験値
RPGを進めていく時に、主人公は敵と戦うことで経験値をゲットして、少しずつ強くなっていきます。
この経験値という考え方を必ず実践していきましょう!
あなたが目標の達成のために行ってきたものを数字として記録していくのです。
その数字はあなたの努力の確かな証拠となり、モチベーションを上げてくれます。
その際必ず注意することがあります。
必ず右肩上がりに増えていくものを経験値として記録していきましょう。
例えば体重や体脂肪率などを設定してしまうと、その日の体調や前日の食事で簡単に悪化してしまいます。
それでは体重が増えてしまった時にモチベーションが下がってしまう可能性が高いです。
ゲームの中でも経験値は減ってしまうことは絶対にありません。
着実に溜まっていき、モチベーションが上がり続けるものでなければ効果がありません。
例えば
- 運動に費やした累計時間
- スクワットの累計回数
- 走った累計距離
などは、減ることが絶対にない、モチベーションが上がり続ける経験値です。
スクワットの累計回数が1万回なんていった日には、
「私、がんばったなぁ」とか「少し強くなったかも!」という考えが生まれ
次の目標へと進みやすそうじゃないですか?
2、物理的報酬
目標を達成するたびにご褒美を設けることはとても効果的です。
ただし、ダイエット中のご褒美としてお菓子やケーキなどのご褒美は当然適切ではありません。
オススメのご褒美は
チャレンジしていることに関して、便利になるものや、現状のものよりも高級なものです。
例えばダイエット中の場合は、
- 新しいウェアやシューズ
- マットやダンベルなどのトレーニング道具
などがオススメです。
このように関連したものにすると、
次の目標へ進んでいく際のモチベーションが上がったり、
モチベーションが上がらない時にもそのグッズを見たり使ったりすることで「頑張ろう!」と気持ちが起こりやすくなります。
少しずつ目標を達成していきながらあなたの武器をアップグレードしていきましょう!
3、チャンスゲーム
ご褒美にはもう一つ、ランダム性を持たせると効果的です。
不確実でランダム性のあるものに直面し当たりが出た時に、ドーパミンというホルモンが分泌されます。
ドーパミンにはやる気を起こしたり、充実感をもたらしたり、様々な効果があります。
このドーパミンの分泌を上手に活用しているのが、ギャンブルやガチャなどのシステムです。
生活の中にランダム性を持たせるためにはサイコロが有効です。
例えば
- 6が出たら焼肉に行ける
- 出た目×10分ランニングしよう
様々な場面でランダム性を持たせることでゲーム要素を加えることはとても効果的です。
4、リーダーボード
何事も、一人で孤独にやっているうちは成功しません。
とは言え、一緒に頑張ってくれる人がいない人も多くいるのも事実です。
そのような時には世の同年代の統計と比べると良いです。
例えば、同年代の体重や運動時間、勉強時間などです。
その際、自らの性格には注意してください。
例えば落ち込みやすい人は、自分が統計と比べて劣っている統計は見ずに、運動時間など、容易に平均を超えられるものを見ます。
逆に負けず嫌いの人は、自分が現在劣っているであろう統計を見ることで、「何くそ!」という気持ちをかき立てましょう。
以上の4つを上手に取り入れることで、飽きをおこさずにいつまでも新鮮な気持ちでチャレンジし続けていきましょう!