砂糖
砂糖は正式にはショ糖と呼びます。
二糖類の一つで、ブドウ糖と果糖が組み合わさったものです。
砂糖の悪影響はなんといっても
- 血糖値の上昇が著しく、糖尿病のリスクアップや、脂肪の蓄積
- 体内を酸性に傾け、疲労感や骨を溶かす働きを持つ
- 精神疾患と強い影響がある
- 常習性がある
という点です。
血糖値の上昇が激しいと、血糖値の上昇を抑えるインスリンが分泌されます。このインスリンの分泌量の低下や、作用が発揮されにくくなることで、糖尿病となります。
このインスリンの働きは、血中の糖を筋肉や脂肪に送ること。
筋肉を作ってくれるという点もありますが、脂肪の蓄積を進めるという点もあります。
摂取タイミングも重要になってきますね。
ただどちらにしろ砂糖は急上昇させすぎますし、体内環境を酸性に傾け、疲労感を生み出したり、骨を溶かす働きがあります。
そして激しく上昇した血糖値は激しく下がります。
するとアドレナリンなどの過剰分泌によりストレスを感じたり、イライラしやすくなります。
うつ病や精神疾患のリスクが上がるということです。
極力摂取しないべきです。
そして砂糖の怖いところはその常習性です。
血糖値の上昇の際、一時的にセロトニンやドーパミンなどが分泌されます。
よって甘いものを食べた後は一時的な幸福感を味わうことができます。
すると身体は、
「幸福感を味わうためには甘いものを食べればいいんだ!」
と覚えてしまい、また甘いものを摂取したくなります。
「甘いもの好き」というのは良い言い方で
実際は「甘いもの依存症」という方が正しいでしょう。
この甘いものへの依存から脱却するには甘いものをやめるほかありません。
現在甘いもの依存症の方は一度全力で我慢してみましょう。
そして甘いものに頼らずセロトニン(幸せホルモン)を分泌できるように
運動や食事、腸内環境の改善を図る必要があります。
逆に言えばこれらを意識すれば甘いものがやめられない状態を抜け出すことができます。
ぜひ実践してみましょう!