そば
そばは麺類の中でトップレベルで優秀な炭水化物です。
よくうどん派かそば派かという問いがありますが、是非あなたもそば派になりましょう!
今回はそばの良い点と注意点をご紹介していきます。
そばの良い点
その他の麺類と比べると栄養価の高さがそばの利点です。
原材料のそば粉のおかげです。
特にタンパク質の量が多く、そのタンパク質もアミノ酸バランスがよく、良質です。
さらに食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果もあります。
さらにはそばにはルチンというポリフェノールが含まれています。
ルチンには強い抗酸化作用や毛細血管の働きの安定作用があり、
- 認知症の予防
- 血管系疾患の予防
- 関節系疾患の予防
などの効果が期待されています。
特に高血圧の方はそばとうどんがあったら、必ずそばを食べると良いでしょう!
(アレルギーがない場合)
そばの注意点
そばが体に良いことがわかりましたが、そばの中でも優劣があります。
それは原料であるそば粉の割合でわかります。
そもそも、そば粉を使用して作っているものがそばですが、その定義をご存知でしょうか?
生麺の場合と乾麺の場合でその定義が違ってくるのですが、
生麺の場合
そば粉30%以上であればそばと認められています。
乾麺の場合
そば粉が少しでも含まれていればそばとなります。
そば粉5%、小麦95%でも「そば」です。
このひどい現状に平成21年にJAS法が改定されました。それにより、
「そば粉の配合割合が30%未満の場合はその旨を記載しなければならない」
という表示義務が生まれました。
どういうことかというと、そば粉5%でもそばではあるが、10%未満という記載をしてください。ということです。
30%以上のものには表示義務はありません。
つまり、乾麺の場合でもそば粉30%、小麦70%の場合、これはそばです。
小麦は体に悪い食品です。小麦の割合はできるだけ少ないほうが理想です。
最低でも二八そば、理想は十割そばを食べるようにしましょう!