ダイエットにおけるカロリーの考え方
ダイエットにおいてカロリーにとらわれてしまうのは少し危険です。
毎回の食事を数字で考えてしまうと食事は作業になり楽しむことができなくなります。
さらには量を減らすことに固執してしまい、栄養バランスが崩れ、不健康になり、代謝が落ちて痩せにくくなります。
まずは食事の内容を変えること。
食べてはいけないものを減らし、食べた方が良いものを増やすことがダイエットの基本です。
とはいえ、結局は体重の増減にはカロリーが大きく関わります。
体重の増減の基本は抑えておきましょう。
カロリーの基本は摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスです。
摂取エネルギーとは食事から摂取するエネルギーのことです。
- 糖質4kcal
- たんぱく質4kcal
- 脂質9kcal
- 食物繊維0〜2kcal
- アルコール7kcal
あたりが基本的な部分ですね。
体重を減らしたければ、食事量を減らし、摂取カロリーを減らします。
消費カロリーとは反対に活動の中で消費していくカロリーのこと。
基礎代謝、食事誘発性熱産生(DIT)、運動や生活活動などの総和が消費カロリーにあたります。
消費カロリーを増やす際に効果的なのは
- 基礎代謝を増やす(下げない)
- 運動や生活活動での消費カロリーを増やす
という2パターンが挙げられます。
これらのバランスが体重の増減と関わります。
3つのパターンで見てみましょう。
1、体重が変わらない
摂取したカロリーと同じだけカロリーを消費した場合、体重の変動は起こりません。
エネルギーバランスが取れている状態です。
例
摂取カロリー2000kcal
消費カロリー2000kcal
1ヶ月後 ±0kg
2、体重が増える
摂取したカロリーが消費カロリーを上回る場合、体重は増加します。
例
摂取カロリー2200kcal
消費カロリー2000kcal
1ヶ月後 +0.8kg
3、体重が減る
摂取したカロリーを消費カロリーが上回る場合、体重は減少します。
例
摂取カロリー2000kcal
消費カロリー2200kcal
1ヶ月後 −0.8kg
これだけシンプルで基礎的なことですが、しっかり頭の中に入れておくことはとても重要です。
詳しく知っておくことで暴飲暴食を防ぐためのストッパーになり得ます。
体重1kg減らす為の消費カロリーや、1ヶ月の体重減少の目安はこちらの記事をご覧ください。