揚げ物
揚げ物は多くの方が大好きで、ダイエットや健康の大敵です。
僕も揚げ物は好きで、一番好きな食べ物は唐揚げです。
しかし揚げ物を食べる頻度は2週に1回か多くて週に1回程度です。
なぜその程度で済むかというとデメリットをしっかりと理解しているからです。
嗜好品としての位置付けですね。
一時的な幸福感よりも長期的な幸福感と健康を選べるようになりましょう。
今回は揚げ物のデメリットを簡単に紹介していきます。細かくはそれぞれの記事をご覧ください。
デメリットとしてはこれらを挙げられます。
- カロリーが高い
- 質の悪い油を使用する
- 糖化反応により老化を促進する
- 健康面のメリットが一つもない
カロリーが高い
揚げ物は当然油を使います。
脂質は1gあたり9kcalあります。
糖質とタンパク質は4kcalである為、そのカロリーの高さを伺えます。
質の悪い油を使用する
揚げ物に使用する植物油の多くはオメガ6が多い油です。
現代社会で過剰になりやすいオメガ6は、炎症を強くしたり、コレステロールとの関係などが挙げられますが、細胞を固くする働きもあります。
脂質をゼロにしてはいけない理由として、細胞の原料が脂質だったり、ビタミン類の中には脂質がなければ吸収されないものがあることが挙げられますが、だからと言って質の悪い、固くなる脂質をとっては意味がありません。
油の摂取源としては魚で十分でしょう!
糖化反応により老化を促進する
揚げ物の茶色やパンケーキの茶色、香ばしい香りは全て「糖化反応」が起きて終末糖化産物(AGEs)ができている状態です。
糖化反応とはタンパク質が糖と結びつき、変性する現象のことです。
糖化は酸化と並び、老化の原因の一つです。
皮膚も内臓も髪も爪もタンパク質でできていますので、それが変性してしまうと老化につながるのは想像できますね。
体内に糖が多くある方(肥満、糖尿病、甘いもの好き、食事量が多い人など)は老化が進みやすいです。
気をつけましょう。
健康面のメリットが一つもない
これだけデメリットがあってもメリットがあれば摂取しても良い場合もあります。
例えば肉は、飽和脂肪酸やオメガ6という体に悪い脂が多いですが、筋肉の成長に必要なアミノ酸が豊富に含まれていたりするので、絶対悪ではありません。
食べ過ぎに注意すれば食べて良いものです。
しかし揚げ物には健康面に一つもメリットがありません。
不健康でも良いから今だけ幸せを感じたい!というのであればたくさん食べましょう。
しかし健康的でいたいならしっかりその量をコントロールしましょう。
毎日の揚げ物より、たまにの揚げ物の方がきっと美味しく感じますよ!