ファスティング〜回復期〜
ファスティング期を終え、普段の食事に戻していく期間を回復期といいます。
ファスティング直後は身体が敏感になっており、吸収力が高まっている為、良いものも悪いものも積極的に体内に取り込まれます。
つまり、この回復期に悪いものを食べてしまうと身体が悪いものばかりを吸収してしまい、リバウンドなどに繋がってしまいます。
回復期は準備期、ファスティング期以上に重要な期間なのです。
ファスティング期と同じだけの期間をとって、ゆっくりと進めていきましょう。
食事詳細
徐々に食事量や内容を普段の食事に戻していきます。
急に変化させてしまうと
- 急激な血糖値の上昇(インスリンサージ※)
- 消化器官への急激な負担による疲労
- 腸内環境の悪化
など様々な身体への悪影響が起こってしまいます。
※インスリンサージ
糖質摂取後に急激に血糖値が上がることを言います。ファスティング後はインスリンサージが起きやすい状態になっている為、十分に注意しながら食べていきます。
以下のように進めていきましょう。
1〜2日目
玄米粥を主食にします。
味付けは極力少なくして、2日目からは野菜を取り入れ始めましょう。
3〜4日目
玄米粥を主食にします。
野菜の量を増やし、大豆類、海鮮類の順に、少しずつタンパク質を摂取し始めます。
5〜6日目
通常の玄米に戻します。
果物も取り入れ始めます。
タンパク質は大豆類、海鮮類を摂取します。
注意点
タバコやお酒、お菓子などの嗜好品の摂取は控えましょう。
体内環境を急激に悪化させ、せっかくのファスティングを台無しにしてしまいます。
せっかくファスティング中、それらの依存性に打ち勝つことができたのに、ファスティング終了後すぐに摂取してしまうとまた依存してしまいます。
最低でも2週間はこれら嗜好品の摂取は控えたいところです。