ファスティング〜準備期〜

ファスティング〜準備期〜

 

ファスティングに向けてのウォーミングアップとして、食事の内容や量を調整していく期間を準備期と言います。

 

準備期を怠ると、急激な食事量の変化や塩分量の減少により、頭痛や吐き気などの症状が起きやすくなります。
さらにはファスティングの効果が下がってしまうこともあります。

しっかりと準備期を行うことで脂肪燃焼モードにより早く切り替わり、効果は高まります。

効果を高めるためにも、負担を減らして行うためにも必ず行いましょう!

 

食事詳細

準備期はファスティング期と同じだけの期間を行うことが理想です。
準備期は通常の食事とファスティング本番の食事内容の大幅の違いのギャップを埋める為の期間です。

よって、通常食から少しずつ量を減らしたり、負担が少ないものに変えていくようにします。
ファスティング期を6日間行う場合は準備期間も6日間行うことになります。

6日間の場合は以下のように行うと良いでしょう。

 

1〜3日目

大きく食事を変える必要はありませんが、お菓子やお酒、タバコなどの嗜好品はやめましょう。

さらに揚げ物や肉類は体に負担をかける食事ですので、この期間から食べないようにすると良いでしょう。

 

4〜5日目

消化の良いものを摂取するように心がけます。

タンパク質は分子量が多く、他の食品と比べると消化に負担がかかります。ゼロにするほどではありませんが、量は減らしていくと良いでしょう。

玄米も消化に負担がかかる為、おかゆにすることで負担を和らげます。

 

6日目

固形物ではなく液体状の食事を心がけるようにして、できるだけファスティング中に近い状態の食事にします。

食事内容の変化に身体を慣れさせるだけではなく、気持ちもしっかり準備することで、次の日からのファスティング期間の成功を願います。

 

以上のような流れで行っていきましょう。

 

しかし、例えばファスティング期間を6日間と設定すると、準備期6日間、回復期6日間を必要とし、合計18日間かかってしまいます。

流石に長くてできない…という場合は準備期を短くしましょう。
短くすることによる悪影響が最も少ないのが準備期です。

最低でも1日は取るようにすれば良いでしょう。

その代わり頭痛などのマイナス反応が出る可能性は上がります。

普段高塩分な食事だったりする場合はファスティングが辛いものになってしまう可能性が高い為、ある程度長い期間行うことをオススメします。

 

注意点

以下のものはファスティングの効果を下げてしまいますので準備期から控えましょう。

嗜好品

タバコ、お酒、お菓子は必ずやめましょう。

ファスティング中のみの中断にしてしまうと、終了時に一気に欲しくなってしまう恐れもありますので、早いうちから摂取しない生活に慣れておきます。

動物性食品

肉類は負担も大きい為、早いうちから取らないようにしておくのが得策です。
牛乳や乳製品も摂取を控えておくと良いでしょう。

塩分

ファスティング期のマイナス反応の主な症状の一つである頭痛は急激な塩分量の変化による血管拡張によって引き起こされます。

準備段階から塩分量を減らしておくことで頭痛が起こる可能性が下がります。

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