チョコレートはその商品によって、
- 健康食品
- 不健康食品
に大きく分かれます。
どのように見極めれば良いのでしょうか?
そもそも、チョコレートとはなんでしょうか?
チョコレートはカカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品である。
Wikipedia
カカオマスにはポリフェノールやビタミンEが豊富で、強い抗酸化作用があります。
よって
- アンチエイジング(若返り)
- 疲労回復
などに効果的であり、それを主成分とするチョコレートは本来健康食品なのです。
しかし、現在の多くの商品は
- カカオマスの割合が少なく砂糖の割合が大きい
- コスト削減のために植物油脂や乳化剤を加えている
など、甘さで万人に受けやすいように、尚且つ大量生産に向いた作りにしているのです。
良いチョコレートを見極めるためには、原材料を確認する必要があるのです。
簡単に見極める方法を紹介していきましょう!
重要なポイントはたった一つ
「原材料名の一番最初には何が書いてあるか?」です。
原材料名には、使用量が多いものから順に記載しなければならないというルールがあります。
つまり、一番先頭に書いてある材料が最も多く使われているということです。
いくつかの商品を例にみてみましょう。
まずは明治ブラックチョコレート。
ブラックだから大丈夫!だと思っていませんか??
実はブラックチョコレートでも、砂糖が最も多いのです。
甘くて美味しいホワイトチョコレートはどうでしょうか?
カカオマスが使われていません。ホワイトチョコレートはチョコレートではないのです。
続いて、チョコレート効果のカカオ86%をみてみましょう。
こちらはカカオマスが先頭に来ているため、比較的健康的なチョコレートと言えますね。
(ちなみに同系統の商品である、チョコレート効果カカオ74%と95%もカカオマスが先頭に来ています。)
最後に最近コンビニなどにも増えてきている、オリゴ糖を利用した商品の中の「オリゴスマート マイルドビター」です。
カカオマスが先頭であり、砂糖よりもオリゴ糖の記載の方が前に来ています。
オリゴ糖には腸内環境を整える作用があるため、とても良い商品ではありますが、本来オリゴ糖は甘みをほとんど感じません。
「オリゴ糖だから健康ですよ!」と広告している商品で甘いものがあったら注意しましょう。
ちなみに上記の「オリゴスマート マイルドビター」もかなり甘さ控えめです。
というように、原材料の欄には様々な情報が記載されています。
こちらを気にすることができるようになったら一人前ですね!
チョコレートは正しく選択すればとても良い食品です!
「チョコレートが好き!」
というあなたは果たして、
「カカオマス好き」でしたか?それとも
ただの「砂糖好き」でしたか??