セラミド

セラミド

 

セラミドは表皮の最外層の角質層で、細胞間脂質として細胞同士の間を埋めています。
細胞と細胞をつなぎとめ、水分を保つ働きをしています。

セラミドの減少により肌が本来持っている保湿力が弱まって、乾燥が進んでしまいます。

加齢により、角質中にあるセラミドを分解する酵素「セラミターゼ」の活性が著しく増加してしまい、セラミドが加水分解されてしまいます。

 

顔の皮膚でのセラミドの量を20代で100%とした場合、30代では62%で40代では37%にまで落ち込んでしまいます。

セラミドの合成障害によりアトピー性皮膚炎は引き起こされます。

 

セラミドは化粧水などにより外部から浸透させる方法と、食品からの摂取により内部から補う方法があります。
化粧水などで摂取する方法が一般的です。

比較的効果が早く現れやすく、気になる箇所にピンポイントに塗ることができるというメリットはありますが、

  • 毎日数回欠かさず手入れをしなければいけない
  • 全身をカバーすることは難しい
  • セラミドの配合量が多いものでないと効果が薄い場合がある
  • セラミド含有率の高い化粧品は高価なものが多い

などのデメリットもあります。

 

よって化粧品からのケアも良いですが、セラミドの含有量の高い食品の積極的摂取も良いでしょう。

 

セラミド含有量の高い食品は

こんにゃく・大豆・わかめ
などが挙げられます。

こんにゃくやわかめは低カロリーであり、食物繊維も豊富な為ダイエットにも最適ですし、
大豆も良質なタンパク源であり、身体にとって様々な良い効果があります。

積極的に摂取するようにしましょう。

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