炭水化物とは

炭水化物とは

 

炭水化物は生きていく上で必要なエネルギー源です。

炭水化物は糖質と食物繊維が合わさったものです。

糖質を摂取する際、糖質のみ(砂糖など)で摂取するよりも、食物繊維と合わせて取れる炭水化物(米など)から摂取する方が、血糖値の急激な上昇を抑えることができたり、腸内環境を整えることができたりと、メリットが多いため、炭水化物摂取はとても重要です。

 

 

炭水化物は様々な分類をすることができるため、今回の記事ではその分類をざっくりみていきましょう。

炭水化物は糖質と食物繊維に分かれます。

 

単糖類

糖質はその重合度(単糖がどれだけ組み合わさっているか)で分類できます。

それ以上加水分解されない最小単位のものを「単糖類」と言います。
代表的なものはブドウ糖、果糖、ガラクトースであり、その中でもブドウ糖は中枢神経系や赤血球では欠かせないエネルギー源です。

 

二糖類

単糖が二つ組み合わさったものを二糖類と言います。麦芽糖、ショ糖、乳糖があり、それぞれ

麦芽糖=ブドウ糖+ブドウ糖
ショ糖(砂糖)=ブドウ糖+果糖
乳糖(牛乳)=ブドウ糖+ガラクトース

でできています。

ここまでの単糖類、二糖類を合わせて「糖類」と呼び、スイーツや甘いものに多く含まれ、ダイエット中は過剰に取りたくない部分です。

 

小糖類

単糖が3〜20(3〜10)個程度組み合わさったものを小糖類と呼びます。文献によっては二糖類も小糖類に含めますが、ここでは分けて考えています。

小糖類はオリゴ糖と呼ばれ、腸内細菌の中の善玉菌と呼ばれるもののエサとなり、腸内環境を整えることができるため、注目されています。

オリゴ糖については今後記事を作成いたします。

 

多糖類

多糖類はデンプンやグリコーゲン、デキストリンらが含まれます。

食物繊維と組み合わさって食品に含まれていることが多く、多糖類と食物繊維を合わせて、複合炭水化物と呼びます。

糖質の多くはこの複合炭水化物から摂取することがオススメされます。
糖質制限によってこの複合炭水化物まで制限してしまうと、
リバウンドしやすくなったり、便秘などの様々な身体の不調を起こしてしまうため、制限することは適切ではありません。

 

食物繊維

食物繊維は水溶性のものと不溶性のものに分けられます。

食品によってそれぞれの含有率は違うため、食物繊維を摂ろう!と言ってもその比率まで頭に入れておくだけで効果は変わってきます。

ちなみに便秘に最も最適な比率は水溶性:不溶性=1:2であり、その比率が一食品で当てはまる代表はひじきと納豆です。

食物繊維についての詳細は食物繊維の記事をご覧ください。

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