副鼻腔炎の原因と予防法
副鼻腔炎は、かぜのウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜に炎症が起こることで発症します。
炎症によって鼻の粘膜が腫れたり、粘り気のある鼻水が出ることによって、副鼻腔の入り口の部分が塞がってしまうと、分泌物や異物の排出ができなくなり、鼻水や膿が溜まってしまい炎症を起こします。
それが副鼻腔炎となります。
副鼻腔炎になりやすい人は
- 風邪をよく引く人
- 風邪をひいたら長引いてしまう人
- 花粉症の人
- 炎症を強める食事や生活をしている人
ということです。
つまり副鼻腔炎を防ぐために必要なことは
- 免疫力を高める
- 炎症を強める食事をやめ、炎症を弱める食事をする
です。
花粉症もアレルギー反応。アレルギーは炎症反応の一つですので、食事である程度改善できます。
免疫力を高め、風邪を予防する方法
・睡眠の質を上げる
早寝早起き、朝食時のタンパク質、日光浴、運動などが主な要素です。
・免疫力に関わる栄養素を摂取する
抗酸化作用のあるビタミンD,A,C,Eや香味野菜など
・アミノ酸の一種のグルタミン
特に風邪をひきやすい時期はサプリメントでの摂取がオススメ
・高分子コラーゲン
食品での摂取はお金がかかる場合が多いのでサプリメントがオススメ
・緑茶に含まれるカテキン
ただし鉄分の吸収を阻害する働きがあります。最近では過敏になりすぎる必要はないとされていますが、鉄欠乏症は世界3大微量栄養素欠乏の一つであり、注意が必要です。
・腸内環境を整える
負担の大きい肉類の摂取量を減らし、魚や大豆類での摂取量を増やす
寝る前3〜4時間前に食事を済ませることを心がけ、就寝時の代謝酵素の働きを活発化する。
それぞれについては今後細かく記事を出していきます。
炎症を強める食事・弱める食事
炎症を強める食事には
- アルコール
- 砂糖
- オメガ6
があります。
オメガ6というのは脂質の分類の一つで、動物性の肉(牛豚鳥)や植物油に多く含まれています。
これらの食品を取りすぎないようにすることで様々な症状が改善します。
反対に炎症を弱める作用は
- オメガ3(魚、エゴマ油、亜麻仁油など)
- ベリー類
などにあります。
積極的に摂取しましょう!