呼吸
人は毎日およそ2万回呼吸をしています。
無意識中に行っているため、自身の健康状態や感情に左右されやすく、健康状態を把握する際にチェックする項目の一つです。
ヒトの三大運動は何だか知っていますか?
答えは
呼吸運動・咀嚼運動・歩行運動です。
ヒトは、
- 歩くことができなくなり寝たきりになる。
- その後食事することができなくなり、点滴になる。
- 最後に呼吸ができなくなり、死ぬ。
という順序で進んでいきます。
つまり生きていくための最重要事項が呼吸です。
それだけ大切な呼吸を疎かにして
「痩せて健康になりたいから炭水化物減らそう!」
「筋肉つけてスタイル良くしたいからスクワットしよう!」
というのは少しずれているかもしれませんね!
特に呼吸は心との関連性が高く、「体と心を繋ぐ通り道」と呼ばれます。
リラックスしている時は呼吸が深くなり、ストレスを感じたりイライラしている時は呼吸が浅くなりますが、
深い呼吸を行うことでリラックス状態へと近づけたり、浅い呼吸で興奮状態に近づけたりすることも可能なのです。
実際に、自律神経は自らコントロールすることができないシステムですが、呼吸によりある程度アプローチをすることが可能です。
呼吸が浅い人は自律神経を乱し、集中力・免疫機能の低下や代謝を落とすことにもつながっています。
呼吸が浅い方が健康的に痩せるのは難しいでしょう。
ストレス社会であり、交感神経が優位になりやすい現代社会で、副交感神経を働かせることができる深呼吸は現代人によって必須です。
最低でも起床後・昼休み・就寝前の3回ぐらいは深呼吸をしていきましょう!