月経期の特徴と注意点

 

出血が起きた日を月経周期1日目とします。
プロゲステロンが低下して、エストロゲンが徐々に増加していきます。

エストロゲンが増加する為、ダイエットを効果的に行える様になっていくタイミングです。
減量に向いてはいますが、生理痛や出血などが起きる為、体調をみながら運動は行なっていきます。

症状としては

  • 体調不良
  • 出血による貧血
  • 体温低下による冷えや血行不良

が主ですのでしっかりそれぞれに対策していくことが大切です。

 

体調不良

子宮を収縮させ、子宮内膜を体外に排出する際に「プロスタグランジン」という痛みや炎症を引き起こすホルモンが分泌されます。
生理痛がひどい人はこのプロスタグランジンの分泌量が多い人といえます。

  • 肉食の人
  • 揚げ物など植物油を摂取する人
  • 砂糖など、甘いものを食べる人

は、痛みや炎症を強くしてしまう傾向がある為、月経期中、月経期前は特に控えます。
(生理痛だけでなく、アレルギーや慢性的な痛み、そしてダイエットの天敵でもある為、量は減らしていきたいですね。)

 

代わりに、魚や亜麻仁油などや、野菜を積極的に摂取します。

魚に含まれる油や亜麻仁油に多く含まれるオメガ3と呼ばれる脂肪酸の種類は、炎症を抑える働きがあります。

 

 

出血による貧血

出血量が特に多い方が気をつけなければいけないのは貧血です。

貧血は体調不良につながる為、運動効率が下がったり、代謝の低下につながります。
しっかり対策していきます。

 

血液(ヘモグロビン)の材料

鉄分・・・レバー、あさりなど貝類、干しエビ
タンパク質・・・魚類、大豆類

 

鉄分の吸収効率を上げる為に必要

ビタミンC・・・果物、野菜、ローズヒップパウダーなど
(鉄分はミネラルの中で最も吸収効率が悪い為、ビタミンCは必須です)

 

血液を作る為に必要

葉酸・・・レバー、魚卵、貝類、枝豆などの大豆類
ビタミンB12・・・しじみなどの貝類、レバー

 

を積極的に摂取します。

その他、そもそもの出血量を抑える為に酵素がとても有効です。
野菜・果物・発酵食品・生魚なども摂取してあげると良いでしょう。

 

 

体温低下による冷えや血行不良

体温が低下してくるタイミングの為、体が冷えない様に気をつける必要があります。
血行不良や冷えは代謝を落としてしまう為、痩せにくくなってしまいます。

15分程度の入浴でしっかり体を芯から温めたり、食事でも体温低下を防ぎます。

 

タンパク質・・・魚、大豆類、鶏肉
DITが高いタンパク質は体を温める為、効果的

ビタミンE・・・アーモンドなどの種子類、アボカド、緑黄色野菜、魚卵
(血行促進効果があります)

香味野菜・・・生姜やネギなど

 

 

運動

運動は生理痛や出血がひどい際は、ストレッチやヨガなどを中心に行い、
軽い場合は、筋トレや有酸素運動で脂肪燃焼を進めていきましょう。

 

心がけるポイントは、どれだけ生理を和らげていくか。
健康的な食事を心がけ、生理痛の緩和をすることができれば、ダイエットの成功率は大幅に高まるでしょう。

食事の対策をしっかり行っても全く変わらない、むしろひどくなる場合は子宮系の疾患の可能性もあります。

病院で診てもらうと良いでしょう。

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