卵胞期の特徴と注意点
卵巣内で卵子の元となる卵胞が成熟する時期のことを卵胞期と呼びます。
月経期に引き続きエストロゲンの分泌量が多く、ダイエットに適している時期です。
出血なども止まり、生理周期の中で最も体調の良い時期です。
ホルモンバランスも整いやすく、自律神経が乱れにくい為、精神的にも安定し、上向きになりやすいです。
さらに血行不良の改善もしやすい為、肌の張りや艶も良くなります。
食事についての注意点
カロリー
食欲の抑制もしやすい為、カロリーを減らすようにします。
脂質の高い食品を控え、野菜や赤身魚、大豆食品により、食物繊維やタンパク質などの比率を上げましょう。
筋肉をつける食事
筋肉が付きやすいタイミングである為、高タンパク質の食事がオススメです。
タンパク質・・・赤身魚、大豆類、鶏肉
ビタミンB6・・・ニンニク、赤身魚、大豆類、鶏肉
体温低下による冷えを防ぐ
引き続き体温が低い状態が続く為、極力体が冷えない様な食事を心がけましょう
タンパク質・・・魚、大豆類、鶏肉
DITが高いタンパク質は体を温める為、効果的
ビタミンE・・・アーモンドなどの種子類、アボカド、緑黄色野菜、魚卵
(血行促進効果があります)
香味野菜・・・生姜やネギなど
運動
筋トレや有酸素運動を積極的に行っていきます。
最もダイエットに向いている時期で、
「卵胞期で体重を落としておき、排卵期、黄体期ではできるだけ増えないように気をつける」
というのが女性のダイエットの基本になります。
この時期は太りにくいからと言って、甘いものを食べたり、暴飲暴食をしてしまうのはくれぐれもやめましょう。
ダイエットチャンスを逃すだけではなく、その後のホルモンバランスや自律神経の乱れにつながり、強いイライラや強い生理痛に悩まされることになります。