脂肪燃焼メカニズム(燃焼)
ステップ1と2により運ばれてきた脂肪がようやく体の中から無くなるのが、ステップ3の「運搬」です。
ミトコンドリア内に取り込まれた遊離脂肪酸が、クエン酸回路と電子伝達系というエネルギー生成回路にて、エネルギーを作るための材料として使われ、体内から「脂肪」がなくなります。
つまり、燃焼の過程で大切なことは、ミトコンドリアの働きを活発にすることです。
そこに大きく関わってくる栄養素が「コエンザイムQ10」です。
コエンザイムQ10は体内ではミトコンドリア内に多く存在し、
- エネルギー産生に強く関わりをもつ
- 抗酸化作用
- 血圧効果作用
など、かなり注目を浴びている栄養素です。
体内でも合成されていますが、20代でピークを迎え、30〜40代になるとその合成量は30%gほど減少し、80代では約半分まで落ちてしまいます。
よって食事から摂取することが必要になります。
コエンザイムQ10は豚肉、イワシ、ごま、ピーナッツ、大豆、ブロッコリー、ほうれん草などに含まれています。
ただし、含まれている量は微量であり、さらには吸収率が低いため、高用量での摂取がオススメされています。
多く摂取しても副作用が出にくい為、サプリメントでの摂取が良いです。
コエンザイムQ10を摂取することでミトコンドリアの働きを活発化し、運ばれてきた脂肪を効率よく燃焼できるようにしていきましょう!