脂肪燃焼メカニズム(分解)
まずは脂肪細胞に中性脂肪として蓄えられているものが分解され、血中に流れ出すところから始まります。
運動などにより、交感神経が興奮することで、ノルアドレナリンやアドレナリンなどが分泌されます。
それらホルモンが脂肪分解酵素「リパーゼ」の働きを活性化させ、「リパーゼ」により中性脂肪が「脂肪酸とグリセロール」という形に変わり、血中に飛び出します。
これが第一ステップの「分解」です。
交感神経を働かせることが重要な為、ウォーキングをする際もゆっくり歩いていてはあまり効果がないということです。
運動としては筋トレがとても有効です。
さらに
- カフェイン
- カプサイシン
も有効ですが、注意が必要です。
カフェイン
カフェインは睡眠への影響があります。
カフェインの代謝ができない人は、朝の一杯の紅茶で夜の睡眠に影響するとも言われています。
睡眠への影響を感じない方のみ、摂取してみましょう。
摂取タイミング・・・運動の45〜60分前
摂取量・・・100mg前後が最も安全。上限は200mg前後。
カフェイン100mgの目安
コーヒー 約150ml
紅茶 約350ml
カプサイシン
唐辛子などに含まれるカプサイシンはアドレナリンの分泌を促進する為、効果的です。
しかし、刺激が強く、腸内環境を悪化させる為、オススメできません。
ステップ1の注意点
「分解」では脂肪が血中に流れ出ただけなので、流れ出た脂肪をエネルギーとして使わなければ、また脂肪は元の場所に戻ってきます。
だからこそ、少し長めの運動は必須ですし、上記のカフェインやカプサイシンを摂れば痩せる!と勘違いはしないでください。