動脈硬化

 

動脈硬化とは、血管が硬くなり、柔軟性が落ちてしまっている状態のことを言います。

 

どのようにして起こるのかをざっくりと説明します。

 

  1. 血管の内側の細胞(内皮細胞)が傷ついた時に、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が入り込みます。
  2. するとLDLは酸化され、酸化LDLとなります。
  3. 酸化LDLは毒性があり、体内に不要な物質である為、免疫細胞(マクロファージ)が食べます。
  4. 酸化LDLを食べて死んだマクロファージが積み重なり、「プラーク」として肥大していきます。
  5. プラークが肥大し留まり続けると、繊維化という現象が起きます。それにより組織が固くなり、柔軟性が失われてしまいます。(動脈硬化)

 

柔軟性を失い、細くなった動脈は様々なリスクを持ちます。

  • 高血圧
  • ひどい場合は血流に耐えきれず破裂
  • 血栓ができて詰まる(心筋梗塞や脳梗塞など)

 

特に、心疾患や脳血管疾患は死因の2位と4位であり、いかに動脈硬化を防がなければいけないかがわかります。

動脈硬化には様々な原因があります。

当てはまるものがある場合、動脈硬化になるリスクは格段に上がりますので、注意しましょう。

 

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